2016年4月14日木曜日

【TSR】 保護シュナ『マーヤ』お預かり日記(37#2)

37#1の続き

翌日の朝は、富士山が間近に見えるDOG PIT周辺でお散歩。


どこを歩いても富士山が大きく見えます。

富士山との記念撮影スポットもたくさん!
スーパー戦隊シリーズのような画像も撮ることができます。

『戦隊モノと言ったらやっぱりレッドだよね』

富士山の下でたくさんの木々に囲まれながらの散歩は、歩いているだけでたくさんのパワーを与えられているような気分になってきます。


それは気分だけでなく、実際にたくさんのパワーを与えられているのだと思います。
きっとマーヤの体にも、霊峰富士の地のパワーが蓄えられたことでしょう。
これから体調も良くなっていくような気がします。

そして今日は、今まで行きたい行きたいと思いながらなかなか訪ねることができなかった場所に行ってきました。

『どこ? どこ行くの? ふくろうとか恐竜がいるところ?』

違う!

そこは何年も前からずっと行きたいと思っていた場所なのですが、現地でその場所のことを聞いても「知らないなぁ…」と言われてしまうことも…

情報量が少なくて…でも、そこに行くまでのルートはそこそこ過酷という情報はたくさんあって、なかなか足を踏み入れることができずにいました。

でも、今回はDOG PITの神蔵さんがガイドしてくださったので、安心してそこまで行くことができました。



車一台が何とか通ることができる山道を抜けて、車を止めて更に進んだその先に…

何年も前から来たい来たいと思っていたその場所がありました。


母の白滝です。

この辺りで母の白滝のことを尋ねると、多くの方は富士宮の白糸の滝のことを話し始めます。
それくらいマイナーな滝なのですが、母の白滝とても美しい滝でした。


僕は滝が大好きなので、旅行先の近くに滝があると必ず訪れます。
そして、マイナスイオンを体一杯に浴びて満足して帰ります。
それが僕の旅行の大きな楽しみのひとつなのです。

河口湖ではなかなか実現できなかった夢、遂に叶えることができました。

この母の白滝、冬は凍ります。
真冬に母の白滝を訪ねると、氷瀑を楽しむことができます。
真冬にこの場所に来るためには、それなりのクルマとタイヤを準備しなければなりませんが、是非一度、凍って流れが止まった母の白滝も訪れてみたいと思っています。

水の流れる音だけが聞こえる滝壺近く、そこにいると、集まってきたたくさんの何かに囲まれているような気分になってきます。
滝には、パワースポットと呼ばれている場所がたくさんあります。
富士山と河口湖のすぐそばにあるこの母の白滝にも、きっとたくさんのパワーが溢れているはずです。
母の白滝は山の上にあるのですが、その山を下ったところには河口浅間神社があります。
いつも地元草加でミッションしている浅間神社と同じ木花開耶姫命を祀った神社と言うことで、勝手にこの地にただならぬ縁を感じています。
これからは河口湖を訪れるたびに、この母の白滝と河口浅間神社に足を運ぼうと思っています。

母の白滝の前で、なぜかそれはどうかな?顔をするマーヤ。

『滝とか海とか、外の世界にはいろんなものがあるんだね』

マーヤの目には、母の白滝はどう映ったのでしょう。

この10年半の間、毎回僕たちの旅行に帯同してくれているエマは、何度か滝に連れて行ったことがあります。
富士宮の白糸の滝はもちろんのこと、軽井沢の白糸の滝、千ヶ滝…基本ビビリのエマですが、滝は割りと気に入っているようです。
夏場に滝に連れて行くと、自ら川の中へと足を踏み入れていきます。

エマも今年の9月で11歳になります。
心臓を患っている割には相変わらず毎日元気に過ごしています。
これもたくさんの滝や富士山、河口湖からパワーをもらっているかもしれません。

犬同士のふれあいがあまり得意ではない子ですが、去年の夏の終わりから一歩くんやマーヤのお姉さん役を頑張ってくれているエマにとっても、母の白滝でのひとときは大いなる休息になったのではないかと思います。
たぶんあと一ヶ月足らずで終わるマーヤの預かり、エマにももう一息頑張ってもらおうと思っています。

この画像を見ていただくとおわかりになると思うですが、母の白滝はこれくらい山を登ってきたところにあります。


エマの頭の右側に見えるのが河口湖です。
そして、雲がなければエマの頭の左上に富士山の山頂が見えます。
残念ながら、この時間帯は富士山の頭に雲がかかってしまっていました。


富士山頂は見えなくとも、とても良い景色。

東京都心の桜は既に散ってしまいましたが、河口湖の桜の満開はこれから。


数日後には、満開の桜を楽しむことができるでしょう。
残念ながら、そのときには僕たちはもう東京にいるはずです。
河口湖での満開の桜は、また来年以降の楽しみに取っておこうと思います。

【おまけ】
ラッピング中のマーヤ

『ちょっとパンクな感じだね♪』

そんなことよりしっかり自分の後ろ脚を意識してください

【37#3へ続く】
【スピンオフはこちら】

J.Takagi


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