2012年1月12日木曜日

錦華坂からの男坂と女坂 (not 全力)


ウチの会社の事務所の近くには、いくつかの坂道がある。
最近は現場に直行しなければならないことが多いから昼間に事務所へ戻る機会もあまりないけど、会社に戻れた日は昼休みにフラっと近くに坂道に散歩に出掛ける。
僕は坂道を歩くのが好きだ。
坂道の上り下りはしんどいけど。。。それでも坂道には何故か惹かれる。
生まれ育った家が坂道の上にあったからかな。。。

僕の好きな御茶ノ水周辺の坂道散歩コースは。。。
まず明大通り(千代田通り)からちょっと脇道に入り、お茶の水小学校方面に歩いて行って『錦華坂』に出る。


『錦華坂』は300メートルほどの緩やかな坂道。

午後の早い時間はクルマも人もあまり多くないのから歩きやすい。






左手にお茶の水小学校や錦華公園を眺めながらのんびり坂道を登っていく。

決して全力で走ったりはしない(笑)


『錦華坂』を上り切るとT字路に突き当たる。
そしてT字路を左に曲がって更に進んでいく。



しばらく歩いていくと道の左側に。。。




『男坂』の石碑がある。
よーく気をつけて見ていないと見落としてしまうような石碑だけど、ここから下を覗き込んでみると。。。





急な一直線の階段になっている見事な坂がある。

下から見上げるとこんな感じ。


この坂が何故『男坂』と呼ばれるようになったのか僕は知らない。
一度調べたことがあるが、結局わからなかった。
だから謎のままにしておこうと思った。
一直線で男らしい坂だから?
まぁ、そういうことにしておこう。。。

さて、散歩の続きを。。。

下ってきた男坂を登って石碑の場所まで戻る。
(食後の男坂の一往復は結構きつい。。。)
そして、更に左へと歩いてく。

すると、今度はこんな石碑が。。。



『男坂』の次は『女坂』
こちらもぼーっと歩いていると通り過ぎてしまうかもしれない。。。それくらい地味な場所にある地味な石碑。

そして、この石碑から下を覗き込んでみると。。。





一直線に坂ノ下へと向かって行く『男坂』とは違い、『女坂』は階段の途中に踊場がありそこで曲がってから下へと向かっている。
『男坂』に比べると、『女坂』は洒落て繊細な雰囲気を持っている。

好き嫌いだけで言ってしまうと、僕は『女坂』のほうが好きだ。
日差しが柔らかな冬の午後に下から見上げた『女坂』の雰囲気はもう。。。たまらないね。




仕事を忘れて、しばらくこの場に佇んでいたいと思ってしまう。


この坂も何故『女坂』と呼ばれるようになったのだろうか。。。
女性の人生を表現したような坂だから。。。かな。



この辺り、千代田区内とは思えないほど昼間も静かで人が少ない場所。
そのせいか、『男坂』、『女坂』、どちらの坂も共にドラマのロケで何度か使われたりしている。


この周辺にお勤めの方、仕事で疲れた心をこの坂道で癒してもらってみては?
ちょっとくらいサボって会社抜け出したって構やしないでしょ(笑)



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